やることをついつい後回しにしてしまうぼくがオススメの一冊
こんにちは、ワシです。
あれやろうこれやろう、そう思っていても後回しにしてしまうことありますよね?
そんな人にオススメのこの本!
この本の著者、菅原洋平さんはよくある気合いや根性論の話ではなく、科学的に「なぜすぐにやらないか」を説明しており、人間の脳の仕組みなどを簡単に織り交ぜながら、とてもわかりやすく書かれています。
簡単に説明すると
- すぐできないと思ってる人は自分にそう思い込んでるだけ
- できない理由を探してきて自分に当てはめている
- 睡眠を大切にしている人はすぐやる人
- やるかどうか迷っていると神経が消耗してやる前に疲れてしまう
もっと早くにこの本読みたかった。。。
小学生の自分にこの本を読み聞かせたい!そうすれば夏休みの最終日に宿題山盛りの苦行をしなくてすんだのに。
しかし今更そんなこと言ってもしょうがないので、以下、ぐっときたポイントを紹介していきます。
なんでも後回しにするタイプの人などいない
小学生のときに、夏休みの宿題をギリギリまで溜めて、追い込まれてからまとめて片づけていたとしましょう。
もしそこから、自分を「私はやることをあと回しにするタイプ」「私は切羽詰まらないとやらないタイプ」などと捉えているなら、その認識は今すぐ捨ててください。
「やることをあと回しにするタイプ」「切羽詰まらないとやらないタイプ」などありませんただあなたが自分の脳に、「すぐやらない」ための情報を与えているだけ。
あなたがあなたの脳の「すぐやる」モードをオフにして、「すぐやらない」「すぐできない」ように仕向けているだけなのです。
ぼくはまさに、何事もあと回しにしているタイプの人間だ! と思ってたんですが、自分でそういう性格なんだと脳に情報を送ってしまっていたようです。
確かに、やらない理由を探すのは簡単でいくらでも出てきます。自分に対して「今は疲れてる」とか「時間が空いたらやろう」などすぐにこの思考になってしまう。
結局のところ「すぐにやりたい」けど、本当の気持ちは「すぐにやりたくない」からやらなくてもいい理由を考えちゃうのかな。
睡眠を大切にしている人はすぐやる人
企業研修をしていて感じることですが、課題をすぐに解決して高い成果をあげる人に、睡眠不足の人はいません。
睡眠を管理できているということは、「自分の仕事や人生について、マネジメントの発想を持っている」ということです。「睡眠」という、日々、ごく当たり前の行動に対してどのように臨んでいるのかは、そのまま仕事の様子に表れるのです。
日頃から睡眠が不足しがちな人は、「問題が起こってから対処する」という発想を持っています。起きられなかったら目覚まし時計を増やす、眠気があるときは栄養ドリンクを飲む、という具合です。 このように、起こった問題に対処していくスタンスでいると、いつまで経っても問題そのものはなくなりません。
体調管理もその場しのぎになりがちです。一方で、">ハードな勤務でもきっちり睡眠を確保してくる人は、「問題が起こらないようにする」という発想を持っています。寝つきが悪くならないように、帰りの電車では寝ない、夜にコーヒーや紅茶は控える、という感じです。 実際に問題が生じる瞬間ではなく、その前後の時間を使って問題を予防することに注力しているのです。
ぼくは行き当たりばったりの仕事の仕方をしてますので、ここに書いてある通りです。
仕事をしていると目の前のことばっかり考えてしまい、何か問題が起きたら慌てて対処してることが多いこと!
問題に対処するのではなく、問題を起こさないようにする。それによって、もし何か問題が起きた時にはすぐに対処できるのです。
すぐやる人って、いつでもすぐに出来るように日頃から身構えてるんですね。できる人って余裕がありますもん。
やるかやらないかを考えること自体が無駄な労力になっている
私たちが何かを見たときにはいつも、脳内では「やるかやらないか」「手を伸ばすか伸ばさないか」というせめぎ合いが起こっている。
いちいち目に映ったものに対して「やるか、やらないか」をせめぎ合っていたら、すごく疲れてしまいそうですね。実際に、脳内でこのせめぎ合いが起こると激しく神経が活動し、消耗します。これでは、脳のエネルギーは無駄づかいされて、本当にやるべきことに使うエネルギーがなくなってしまいます。
そのため、「無意識のテレビタイム」を始めないためには、リモコンさえも見ないことが重要なのです。
テレビって無意識で観てる人多いですよね。かく言うぼくも家に帰るなりなんとなくテレビの電源をいれて、そのまま1時間くらいは観てしまうことがあります。
恐ろしいものを発明してくれたと心底思います。
この誘惑に負けないようにすることも大切なんですが、その負けないようにすること自体が、脳に負担をかけているのです。なので負けまいと思うよりも、テレビを意識しないことの方が重要になってきます。
余計なことを考えずにやるべきことを優先的に考えられる環境を作るのも大切です。
そう考えると必要最低限で暮らすミニマリストは、やるべきことに意識を持っていきやすそうでとてもいい暮らしなんじゃないかなと思います。
やるべきことを後回しにしてしまう方、毎回「よし、やるか!」と気合いを入れるのがしんどいと感じる方、この本オススメです。