実写版の珍遊記をAmazonビデオプライムで観た感想
Amazonビデオについにあの問題作、クソ漫画原作の【珍遊記】が配信開始してました!!
早速期待しないで観たよ!!
松山ケンイチが主役の山田太郎を演じてます。
まさかこの漫画が実写化されるなんて誰も思ってなかっただろうし、誰も望んでなかったと思います!! 作者の漫☆画太郎もびっくりしたことでしょう。
そもそもこの映画の原作はどんな漫画なのか
序章的な説明をすると。
ある日、じじいとばばあの前にひとりの赤ん坊が空から降ってきた。
とても可愛らしい赤ん坊は「山田太郎」と名付けられ、じじいとばばあに大切に育てられた。
ところが太郎はどんどん悪ガキ(ガキには全然見えない)に育っていき、おまけにおかしな妖力まで使うようになったことで、じじいとばばあの手には負えないほどになっていた。
そこにちょうど現れた坊主の玄奘(げんじょう)は、法力(仏のちから)で太郎の妖力を封印してしまう。
玄奘は太郎を改心させるために2人で天竺を目指す旅に出る。
とある町についた一行はそこで様々なトラブルに巻き込まれて(巻き込んで?)いくのであった。
とにかく気をつけていただきたいのが、なんのためにもならない漫画だということ。
う○ことか普通に出てきますし、全裸とかも当たり前のように出てきます!! 下品漫画!!
あとはちょいちょいドラゴンボール感があり、なんだかんだ言って面白いとぼくは思ってます。
たぶん男しか読んだことないと思います。
正直、よく松山ケンイチはこの役を承諾したなと思いますw なぜ断らなかったのか!!
実写版のストーリー展開はどんな感じよ?
序盤はちゃんとじじいとばばあが出てきます。しかし役者は両方ともじじいですがしっくりきます。
じじいとばばあがいて、玄奘がいて、太郎が帰ってきて戦う。そして玄奘が勝つまではほぼほぼ原作通りだと感じました。
原作で使う法力もちゃんと使ってましたが、アデランスはカットされてましたね。
町に着いてからはオリジナルストーリーが混ざってくる
混ざってくるというか、オリジナルストーリーに原作が混じる感じですね。物語の主軸はオリジナルです。
原作の酒場でのメインの戦闘が8割カットされて、その分映画オリジナルストーリーで作られていると思ってください。酒場で雑魚と戦うところはあります。やられたやつはちゃんと全裸になって天井に突き刺さります。
伝説の格闘家「中村泰造」と戦うところがあるのですが、珍遊記感がまったくないにもかかわらず、スピード感に圧倒されてしまうくらい見事な戦闘シーンでした。
映画に出てくる原作のキャラ
- 山田太郎
- 玄奘
- じじい
- ばばあ
- ラーメン屋のおっさん(珍珍)
- たけし
- 中村泰造
- 酒場のマスター
- 酒場のビワひきのじじい
これだけ出てくるのに、ガンス、ザーマス、カイカイ、フンガーは出てきません。残念!!
とにかく観て思ったこと
序盤の太郎との戦いまでがクライマックスと言っても過言ではありません。
あそこに珍遊記の全てがブチ込まれています。あとはラーメン屋がそっくりでした。
泰造との戦いが別物の映画。
まとめるとクソ映画です。ぜひ観て後悔しろ!!