これで手書き!?北斎漫画が超凄い
こんにちは、ワシです。
北斎漫画って知ってますか?
ぼくはkindle unlimitedで本を漁っていてたまたま知ったのですが、これが凄い!イラストが好きとか嫌いとか関係なく、見入ってしまう不思議なオーラのある本です。
北斎漫画とは
『北斎漫画』(ほくさいまんが)は、葛飾北斎が絵手本として発行したスケッチ画集である。
初編の序文によると、1812年秋頃、後援者で門人の牧墨僊(1775年 - 1824年)宅に半年ほど逗留し300余りの下絵を描いた。これをまとめ1814年(文化11年)、北斎55歳のとき、名古屋の版元永楽屋東四郎(永楽堂)から初編が発行され好評であった。その後1878年(明治11年)までに全十五編が発行された。人物、風俗、動植物、妖怪変化まで約4000図が描かれている。北斎はこの絵のことを「気の向くままに漫然と描いた画」とよんだ。
この絵手本は国内で好評を博しただけでなく、1830年代ヨーロッパに磁器、陶器の輸出の際、緩衝材として浮世絵と共に偶然に渡り、フランスの印象派の画家クロード・モネ、ゴッホ、ゴーギャンなどに影響を与えたとされる
「気の向くままに漫然と描いた画」だから「漫画」。
これだけでもなんか良い感じがしません?ぼくは、葛飾北斎が難しいことは考えずになんとなく描いた画ってだけで無性に惹かれるものがあります。
「お、これいいじゃん!!」「あれも面白れー!!」とか思いながら描いてたのかなぁ。
そう思いながら見ていくと、あの有名な葛飾北斎も自分と同じ人間だと感じられる気がします。描写力は化け物級だと思いますけど。
躍動感が凄い
描いたその瞬間の時間がこの本につまってます。
ありきたりな表現ですが、「絵が今にも動き出しそう」とはこのことだなと感じられます。
色々な動作の人間が、本当に細かく描かれていてすごい!剣や槍の稽古だったり洗濯や昼寝をしているところなどいろんな人間の動作が載ってます。
架空の人物や想像上の生き物も細かく描かれている
人間以外の生物も描いてあります。存在しない架空の生物も描いてるのですが、躍動感ありすぎで、まるで昔は存在していたんじゃないだろうかと思ってしまうほどです。
これが手書きで描いてるって!? 凄い!!
鱗のひとつひとつもしっかり描いてある。しかも架空の生き物なのに。まるで実物を見たことがあるんじゃないかと思う描写。ぼくは実物見てもここまで細かく描けません!!怒
他にも昆虫や動物もめっちゃ細かく描かれてます。
書籍がまだ残ってる
数は少ないのですが、書籍も古本屋などでいまだに流通してるようです。
ただ希少なので、やっぱりいい値段になっています。1冊何万円もするそうで、全編が15巻なので全部を集めようと思ったらかなりのマネーを要します。
kindle版がオススメ
そこで今回紹介したkindle版がオススメです!
今回のkindle版なら全15巻が1冊に収まってるので見やすいですし、値段もすごく安い。
書籍版を手にいれたい気もわかるのですが、本体の劣化や保存などを考えると、電子書籍はかなり気が楽になります。友達に自慢するにも手軽に見せやすいもんねー!!
- 北斎漫画=北斎が漫然と描いた画
- 描写力が凄い
- 手書きとは思えない
- 躍動感もすごい、今にも動き出しそう
とにかく1回見てほしい!!ネットなんかでもサンプルを見れると思うのでぜひ検索してみてください。
ちょっと見ただけでも凄いですが、それが4000点も描いてあるんで見応えは抜群、グンバツです!!
よければというか絶対見てほしい! いや、絶対見るべき!!!
間違いなくお気に入りのイラストがあると思います。
See you!!