もしもシリーズ 廃刀令が施行されなかったら日本はこうだった
廃刀令って名称は有名ですが、詳しく聞かれるとわかんないですよね?
ぼくもなんとなくしかわからないので、調べました。Wikipediaで。
1876年(明治9年)3月28日に発せられた、大礼服着用の場合並びに軍人や警察官吏などが制服を着用する場合以外に刀を身に付けることを禁じる内容の太政官布告。なお、この名称は本太政官布告の題名ではなく、便宜的に付された呼称(いわゆる件名)である。略称として、廃刀令または帯刀禁止令。
参考wiki:廃刀令
それまでは侍が腰に帯刀(腰のところに刀を装備する)していたのですが、それを警察とか意外は禁止します。といったことですね。
刀の帯刀は侍の身分の証的な役割もしていたので、当時は相当な反発があったそうです。
この廃刀令が、もしも現在まで無かったら
もともとは侍が帯刀していたのですが、時代とともに身分の差もなくなって誰もが好きな刀を帯刀できる時代になっているはずです。
刀とはいってもファッションのような感じになると思うんですよね。アクセサリー的な位置づけ。
いろんなデザインの刀
そうなったらデザインも変わってきます。女性向け男性向けとかもあったりして種類も豊富。お好みの重さも選べます。
流行がある
そしてそこには流行りも存在します。
懐かしのシースルー刀、ボーダー刀、デニム刀とかですね。2017年の流行は「ガールズパワー」らしいので、ガールズでパワーのある刀が流行りです。
セクシーで筋肉ゴリゴリの刀を想像してください。
地域によってデザインの傾向がある
ファションですので必然的に地域性が出てきます。あの場所この場所で見た目が全然変わってくるのでしょう。
渋谷・原宿エリア
基本的にチャラい刀が多いですね。切れ味とか機能性を無視したデザインが多いです。
あえてボロボロに錆びついている、ダメージ刀。
小脇にちょいと抱える、クラッチ刀。
とにかくデカイ、女優刀。
六本木エリア
大人の街でもあり、外国人が多くいる街でもあるので多種多様な刀が多く見られます。
とにかく長い、ヒルズ刀。
スーツに似合う、ビジネス刀。
外国人が持ってる、バスターソード。
巣鴨エリア
ご存知おばあちゃんの原宿です。でも、あれ?刀があんまり見当たらないなぁ?
杖かと思った、仕込み刀。
傘かと思った、仕込み刀。
健康の証、赤い刀。
秋葉原エリア
そして最後が秋葉原。ここはもう大変です。アニメと刀は大変です。ほとんどが刀じゃないですね。
伝説の剣、エクスカリバー。
勇者しか持てない、ロトの剣。
カジノでしか手に入らない、はぐれメタルのけん。
人斬りは辞めたでござる、逆刃刀。
くそでかい、ビームサーベル。
刀じゃない、モーニングスター。
お母さんが買ってきた、ダンロップ刀。
このように土地柄が如実に現れます。
ちなみに横浜の中華街は青龍刀持った人がいっぱいいるので怖いですね。
公衆決闘場がある
刀を持ってるので揉め事が起きたら刀で決着だ。
そこらじゅうに決闘場がいっぱいです。公園にひとつ、コンビニにひとつ、各家庭にひとつ。駅にもあります。
特に人気の無い公園とかの決闘場は、尋常じゃないくらいきったないので覚悟してください。
命まではとらない
決闘といっても命まではとりません。それはダメ。犯罪になってしまいます。
ではどうやって決着をつけるのか?
参った!!つってデカい声で言ったほうが負けです。
刀を落としても負けですね、泣いても負けにしときましょうか。
どう見ても負けなのにいつまでも負けを認めないと、物凄い形相の背中が鬼に見える大男がやってきて、強烈な裏拳を食らわせてきます。
まとめ
このように刀があることで、力が物を言う世界になってしまいます。
廃刀令が施行されてよかったですね。
ズブリッ